栓がゆるみ、漏れ出した液体がすべてを滲ませる。天井から声がきこえる、「どうしてだ、僕のつくったものは七十年以上もつはずなんだ」世界がまどろんで、なにもわからなくなってゆく

（そしてとぎれとぎれの声をつなげた、それが最後の思考だった）

（「ああわかったよ、君は、休むのを怠ってしまったんだね、そうやって生きてもう十年以上だ、

よく、がんばったね。今は少し、僕がかわりをしてあげよう、それでいいだろう？

だから、」）


（「おやすみ」）

（そうして視線は空のむこうへ溶けていった）



受験お疲れ様でした！

本文はお風呂あがってからかきます！今ちょっときりたいんでごめんなさい！